たり/り

助動詞

連用形/已然形接続

助動詞擬人化「たり」_扉絵
助動詞擬人化「り」_扉絵

たり・り

《接続》たり:連用形
    り :已然形(サ変のみ未然形)

《意味》完了
:〜た、~てしまう 
    存続:~している

《活用》


たり



未然形連用形終止形連体形已然形命令形
たらたりたりたるたれたれ
未然形連用形終止形連体形已然形命令形

「たり」は普通に連用形接続。「り」の方は何段何形に接続かということより 「~eり」「~eる」のように、上の音が「e」になると覚えてた方がいい。 「花を見て詠歌(花を見て詠ん歌/詠んでいる歌)」みたいな感じで。
活用語尾は動詞ありと一緒。
~完~


存続もいるぞ!
基本的には完了の意味で登場するが、「~している」で訳した方がいい場合もある。現代でも一見完了に見えるけど意味は「~している」となる語が存在する。 例えば「変わった人」という言葉。別に「あの日を境に、彼は変わってしまった ――……」なんてドラマは背景に無く、普通に「常日頃変人認定されている存在」 つまりは「変わっている人」となる。


現代語の可能表現と区別!
現代の感覚で読める、読めるぞ! となっていると思わぬ落とし穴に引っかかることも。得意のアドリブでは誤魔化せないのが古文。以下「り」において起こりやすい間違い。

・現代で「飛べる」→可能「飛ぶことができる」  
      ↑     
      ↓
・古典で「飛べる」→完了・存続「飛ん/飛んでいる

現代語「飛べる」と古文「飛べる」は、キャベツとレタス、オバマとうちの親父の関係同様ぱっと見似ているけど全く違う存在。ここで華麗に決めてこそ古文マスターというもの。「~eるってなんか可能っぽい」と人生はギャンブル精神で訳すのではなく、これはこれ!でしっかり区別しよう。

実は現代語でも、「迷え子羊」という言葉で「り」が残っていたりする。 ここら辺のイメージを持ちつつ可能との区別を乗り切ろう。    
迷える子羊 → × 迷うことのできる子羊/迷う能力を持った子羊
      → 迷っ/迷っている子羊            

(=^・・^=) 製作めも

連用形接続の助動詞なので服装は和テイストに。せっかくなので人類の浪漫巫女服を着用していただいております。存続感・長く続いている感を出したかったので袴や袖は長め。「たり」も「り」もほぼ一緒の意味なので、ビジュアルは近いものにしました。「り」は訳の際可能との区別をしっかりつけてほしいので、「迷える子羊」を思い出しやすいよう羊ツノを装備。それに合わせて「たり」は鹿ツノを装備しています。

「完了は物事に区切りをつけて終わらせる→物事をぶった切る!」という発想から、先に生まれていた「つ」「ぬ」は刀を持っています。それに合わせて「たり」「り」にも何か武器を持たせようとなりました。「たり」「り」は存続の意味もあるため、せっかくならば武器に存続感を持たせたい。何か長時間続いて、かっこいい武器……と考えた結果ガトリング砲を持つことになりました。ちなみに「たり」のツノは1年に1回落ちます。ツノが落ちると完了っぽさあるじゃないですか。「ツノ落ちたり!(角☆落☆完☆了)」って言いながらツノが落ちます。ただそれだけです。

助動詞擬人化「たり」「り」_角落ち完了

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